「海外に住んでみたい!」と憧れる人も多いと思います。
でも、実際の生活はどんな感じなのか?理想と現実の違いについて気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、僕が実際にフィンランドでの生活を通して感じた現実、そして移住してみてわかった「理想とのギャップ」についてシェアしたいと思います。
また、国際結婚をしてどこに住むべきか、という問題についても触れてみます。
フィンランドに興味がある方はもちろん、海外移住を考えている方にも参考になる内容になれば嬉しいです♪
海外移住は本当に楽しい?現実はどうなの?
「北欧での生活、かっこいいですね!」「憧れます!」と、日本からはよく言われます。
確かにオシャレで素敵なイメージがあるかもしれませんが、実際にはかなり大変なことも多いのです。
特に最初の頃は、生活や文化の違い、寒さや暗さに苦労しました。
フィンランドで5年目~理想と現実に気づくまで
移住当初、フィンランドでの生活にもっと余裕があると思っていました。
でも実際には、義家族や現地の友人との関係、フィンランド語がわからずに悩む日々など、様々な課題が山積みでした。
アジア人が少ない地域ではスーパーなどで珍しがられることもあり、自分だけに向けられた視線や、言語の壁に心が折れそうになることも多々ありました。
例えば、仕事に関する手続きや税金関係でのやり取りが必要なとき、フィンランド語が話せずに電話を切られてしまった経験も…。
それらを一つひとつ乗り越えていくことで、ようやく「ここが自分の居場所だ」と思えるようになりました!
冬の暗さと寒さ~海外移住の心の波
特に冬のフィンランドは、暗さと寒さが厳しく、心身ともに落ち込みやすい時期です。
フィンランド人でさえ鬱になりやすいと言われるほどで、気分が沈んでしまうのも無理はないでしょう。
この辛い季節を何とか乗り越えられたのは、友人や現地での人間関係が支えになってくれたからです。
国際結婚での「住む場所」問題~どちらの国で暮らす?
フィンランド人と結婚してフィンランドに住むことを選びましたが、どちらの国で暮らすかは国際結婚における大きな問題です。
どちらの国に住むか決めるときには、まず現地でやっていける見込みがあるかを考えると良いと思います。
また、どちらでもない第三国での生活を選ぶのも一つの手です。
住む国を変えることは、決して「負け」ではなく、自分や家族にとってベストな選択をすることが大切だと感じます。
海外での生活を充実させるために大切なこと
海外で生活する上で、自分の居場所を持つことは何より大切です。
仕事、学校、友人のコミュニティなど、家族以外の人との関係や活動が、自分の生活をより豊かにしてくれるからです。
海外での生活が「キラキラしている」と見える人たちは、自分に合った居場所やコミュニティを探して行動している人が多いと思います。
そうした行動力や人とのつながりが、生活を支える力になっていくのです♪
困った時は政府機関のホームページや、先に移住した方のブログなどを参考にするのも良い方法です。
色々な媒体から情報を得ることで、不安が少しでも軽くなるはずです。
フィンランドでの移住生活は決して「かっこいい」といった言葉だけでは表せないものでしたが、努力を重ねて居場所を見つけることで、少しずつ「自分の居場所」だと思えるようになりました。
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