フィンランドへの留学や移住を考えている方にとって、「何を持っていけばいいのか?」は大きな悩みではないでしょうか。
フィンランドは日本とはかなり気候が異なり、また現地で調達した方が良い物も意外とあります。
今回は、実際に僕が移住して感じた「必需品と不要な物」について、体験を交えながらご紹介します!
フィンランドへの留学や移住に不要な物
まず「いらないかも?」と思った物から。
1. 日本で買った冬用ブーツや防寒具
フィンランドは冬が長く寒い国なので、しっかりした防寒対策が必要です。
僕も最初は日本の冬用ブーツを持って行こうとしましたが、実際に現地でフィンランド仕様のブーツを購入することをおすすめします。
現地で売られている靴は、滑りにくく、中が暖かい素材でできており、日本の一般的なブーツとは比べ物にならないほど防寒性能が高いです。
価格も決して安くはないですが、一度買えば冬をしっかり越せるので、無理に日本から持っていく必要はありませんでした。
また、防寒用のアウターもフィンランドで揃えた方が良いでしょう。
特に日本で薄手のダウンなどを準備しても、フィンランドの冬には十分ではありません。
現地で手に入るしっかりしたコートがあると、極寒の日でも安心です!
2. カイロ
寒さ対策といえば「カイロ」を思い浮かべるかもしれませんが、正直カイロではフィンランドの寒さには太刀打ちできませんでした!
フィンランドの冬はカイロの範疇を超える冷え込みなので、現地で売られている厚手の手袋や靴下の方が役に立ちます。
フィンランドの家の中はしっかり暖房が効いているので、家の中で使う必要もあまりありませんでしたね。
3. ドライヤー
僕も初めは海外対応のドライヤーを持参しましたが、パワーが足りず結局現地で買い直しました。
フィンランドでは10~20ユーロ程度で十分な性能のドライヤーが手に入るため、こちらも日本から持っていかなくても大丈夫です。
4. 和風のお土産
フィンランドの人たちは、日本文化に対してあまり馴染みがない方も多いので、和風の置物などはそれほどウケませんでした。
お土産としては、抹茶味のお菓子やグミ、チョコレートなどが好評です。
また、ディズニーキャラクターは意外と人気があるので、ディズニー柄のクッキーやお菓子も喜ばれました。
特に、ディズニーストアがないフィンランドでは、こうしたアイテムが珍しいようです♪
フィンランド留学や移住で必要なもの
次に「持っていって良かったもの」をご紹介します。
1. 水着
フィンランドと言えば「サウナ」!現地の人はサウナを愛しており、夏でも冬でもサウナに入る習慣があります。
湖や海が近い場合は、そのまま水に飛び込むことも。
冬の水泳はとても寒いですが、これもフィンランド流の楽しみ方なので、水着は必須です!
2. 100均グッズ(掃除アイテムなど)
100円ショップで売られているアイデア商品は、フィンランドでは手に入らないので持参すると便利です。
特に洗濯ネット、コロコロ、クイックルワイパーは持って行ってよかったアイテム。
現地の宿泊先には掃除機がないことも多いため、ちょっとした掃除用具は重宝します!
3. 日本の本やマンガ
長期滞在していると、日本語の本やマンガが恋しくなります。
もちろんKindleなどで電子書籍を読む手もありますが、紙の本の感触が欲しくなることも。
特にアナログ派の方には、日本の本や雑誌を数冊持っていくと安心ですよ。
4. スキンケア用品と日本のコスメ
フィンランドは空気が乾燥しており、スキンケアが欠かせません
。特に日本の高品質なスキンケアアイテムや潤いのあるティッシュは現地では手に入りにくく、日本から持ってきたものを重宝しています。
フィンランドでもスキンケア用品は売っていますが、日本のものに比べると高価なので、必要な分は持参するのがオススメです。
5. 日本の調味料やインスタント食品
フィンランドで日本食の食材を揃えるのは難しいので、お好み焼き粉や青のり、かつお節などを持って行くと、現地で日本食を作りたくなった時に便利です。
また、だしや醤油も、使い慣れた日本のものがあると安心ですね。
調味料はかさばらないものや軽いものを選び、量も程々にしておくと良いですよ。
まとめ
フィンランドへの留学や移住で持っていくべきものについて、体験談を交えてご紹介しました。
寒い国だからと重装備して行くよりも、防寒具は現地で揃える方が賢明です。
また、日本の調味料や小物はフィンランドでは手に入らないものも多く、必要なものをうまく選んで持参すると快適に過ごせます。
これからフィンランドへの留学や移住を検討している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
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