「フィンランドのスーパーってどんな感じ?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、僕が普段通うフィンランドの大型スーパーの様子や、現地ならではの買い方や商品構成、価格帯などを詳しくお伝えします!
日常生活のイメージが少しでも掴めると嬉しいです。
フィンランドの主なスーパーの種類
フィンランドには、SグループやKグループといったフィンランド発のスーパーと、ドイツ系スーパー「LIDL」があります。
僕がよく利用するのは、Sグループが展開する「Prisma(プリズマ)」という大型スーパーで、食料品から衣料品、ペット用品、生活雑貨まで揃うので便利です。
品揃えの豊富さから、日本でいうところのコストコやイオンのような感覚に近いかもしれません。
広々とした店内と買い物スタイル
Prismaの店内は広々としていて、入口にはゲートが設置されています。
一度ゲートを通過すると、レジを通らないと外に出られない仕組みです。
カートを押して広い売り場を周りながら買い物をするスタイルで、日本と比べるとカートも大型で、どっさり入れられるようになっています。
店内は非常に広く、食品や日用品のエリアが分かれていて、食品も基本的に棚や什器に山積みにされています。
例えばクリスマスシーズンになると、大きなチョコレートボックスが山のように積まれていて、見ているだけで賑やかです。
商品の購入方法と売り場の様子
野菜売り場
フィンランドの野菜売り場は量り売りが一般的です。
たとえば、バナナが房で売られているときも、日本と違って必要な分だけもぎ取って買うことができるんです。
購入したい野菜や果物を袋に入れて秤にのせ、値段シールを貼ってレジへ持っていくシステムで、はじめは少し戸惑いましたが、慣れると簡単です。
お肉と乳製品売り場
フィンランドは乳製品の種類が豊富で、牛乳だけでもラクトースフリーや低脂肪などさまざま。買うときには、違いをチェックしないと間違ったものを手に取りやすいので要注意です。
お肉のコーナーも広く、種類が豊富で手に取りやすいパック詰めになっているので便利です。
インスタント食品とお米
日本のインスタント食品も意外と充実していて、出前一丁やカップヌードルを見つけた時は少しほっとしました。
価格は、出前一丁が1袋0.89ユーロ(約124円)、カップヌードルは1個1.55ユーロ(約216円)と、少し高めですが現地で手に入ると嬉しいですね。
また、「スシライス」と書かれたお米もあり、日本のお米も手に入る環境です。
チーズとスナックのコーナー
フィンランド人はチーズが大好きで、チーズコーナーはかなりの品揃え!
棚にずらっと並んでいて種類も多く、何を選べばいいのか悩んでしまうほどです。
さらに、チップスなどのスナックも人気で、こちらも日本のスナック類に似たようなものが見つかります。
レジと支払い方法
Prismaではセルフレジとレジ係がいるレジがあります。
レジ台にはベルトコンベアがあり、自分で商品を載せて流し、レジを通してもらいます。
支払いを済ませた後は、購入品を素早く袋に詰めなければならず、慣れるまでは少し焦りました。
レジ袋は基本的に有料で、「ビニール」「紙」「バイオ」など素材別に選べますが、多くの人はエコバッグを持参していました。
フィンランドのスーパーでの価格帯
代表的な食品の値段を挙げてみると、フィンランドの物価のイメージが少し掴めると思います。
値段は平均的ですが、フィンランドの消費税は24%と高いため、トータルの支払いが少々高く感じるかもしれません。
商品 | 価格 | 日本円換算(約) |
---|---|---|
牛乳1L | 1.19ユーロ | 166円 |
卵10個 | 1ユーロ | 140円 |
じゃがいも1Kg | 1.19ユーロ | 166円 |
ぶどう500g | 3ユーロ | 420円 |
ブルーベリージュース1L | 2.29ユーロ | 320円 |
ソーセージ(4本 360g) | 2ユーロ | 280円 |
ビール330ml | 1.07ユーロ | 150円 |
特にフィンランドならではのブルーベリージュースがよく飲まれています。
また、フィンランドは外食が高いため、食費を抑えるために自炊する人が多いです。
まとめ
フィンランドのスーパーは広々としていて、種類豊富な品揃えと量り売りスタイルが特徴です。
フィンランドの生活費はそれほど高額ではないものの、消費税24%がかかるので支払いの際に少し高く感じることも。
フィンランドへの留学や移住を検討している方は、ぜひこの情報を参考に現地での生活の準備を整えてください!
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