日本とフィンランドの文化の違いは?住んで分かった意外な相違点と体験談!

フィンランド生活

フィンランドと日本はそれぞれ独特の文化と価値観を持つ国。

同じ「島国」ですが、住んでみると全く違うライフスタイルや社会の価値観にびっくりすることが多いです!

フィンランドで6年暮らす僕が感じた、日本とフィンランドの生活スタイルや仕事の考え方、日常の文化など、面白い違いをご紹介します。

留学と起業を通して感じたリアルな体験なので、フィンランドの魅力と文化を少しでもお伝えできればうれしいです♪

生活スタイルの違い

シンプルでナチュラルなフィンランドの暮らし

フィンランドでの生活は、自然と調和し、シンプルでおだやか!

結婚や出産について「こうしなければ」という圧力が少なく、自分が望む道を選ぶのが当たり前なんです。

たとえば、結婚していなくても気にしないのがフィンランド流。

日本では、結婚や就職、子育てなど人生のステップが大事にされがちですよね。

そういった“社会の枠”から少し解放されているのが、フィンランドの魅力です。

また、フィンランドは受験のプレッシャーも少なく、自分の興味を大切にできる環境。

高校を卒業した後に自由に進路を選べるので、「就職したいから大学は行かない」なんて選択も自然です。

ここが日本と違うところですね♪

フィンランドの「退屈」と都会生活の差

フィンランドの生活は、のんびりしていてゆったりした時間が流れています。

でも、この「ゆったり」が時には「退屈」に感じることも。

都会の刺激に慣れていると、フィンランドのイベントの少なさや静かな生活が物足りないと思うこともあるかもしれません!

でも、豊かな自然の中で心に余裕を持って過ごせるのは、フィンランドならではの贅沢です。

森や湖がすぐそばにあり、四季を感じながらの生活は都会ではなかなか味わえません。

仕事文化の違い

日本の「お客様は神様」文化

日本では「お客様は神様」という考えが根付いていて、企業も「顧客の期待を超えるサービス」を当たり前に提供しようとします。

そのため、長時間労働が当たり前になりがち。

顧客至上主義が強いので、働く人には常に高いプレッシャーがかかっています。

結果、がんばりすぎてしまうのも日本の働き方の特徴かもしれません。

フィンランドの「柔軟な働き方」

フィンランドでは「仕事と生活のバランス」がとても大切にされています。

労働時間も短めで、午後4時には帰るのが普通。

長期休暇や育休の取得も当たり前で、職場全体が従業員の生活を支えようとしてくれるんです。

そんな環境だから、社員もリラックスして仕事に取り組むことができ、幸福度が高いと言われています。

顧客と従業員が対等で、互いに敬意を持って接するのがフィンランドらしい文化です。

食文化の違い

日本の豊かな食文化

日本は世界に誇る美味しい食文化を持っています。

季節ごとの旬の食材や地域ごとの特産物など、バラエティに富んでいますね。

寿司や天ぷら、ラーメンなどの和食はもちろん、イタリアンやフレンチ、アジア料理まで、日常的に多国籍の料理が楽しめるのも魅力。

日本の食文化の多様性は、まさに日本の魅力のひとつです!

フィンランドの「シンプルで健康的」な食文化

フィンランドの食文化は「シンプルさ」が魅力!

地元で採れる新鮮なベリー類やキノコ、魚など、自然の恵みをシンプルに楽しむのがフィンランド流です。

味付けも塩とコショウが基本で、素材の美味しさを活かした食事が中心。

寒い冬を乗り切るために発展した燻製や塩漬けの魚も、フィンランドの伝統の味です。

最近では多国籍料理も増えて、少しずつ食文化も変化しています。


伝統と民族衣装

フィンランドの「カンサッリス・プク」

フィンランドの伝統衣装「カンサッリス・プク」は地域ごとにデザインが異なり、色や装飾もそれぞれ。

普段はあまり着る機会がないものの、特別な行事で着ると、一気に華やかな気分になります♪

カンサッリス・プクは、フィンランドの伝統や文化を象徴する大切な衣装です。

日本の伝統工芸

日本には全国各地に素晴らしい伝統工芸があり、焼き物や漆器、染物など、美しく実用的なものが多いです。

それぞれの地域ごとに異なる技術が受け継がれ、手間をかけたものばかり。日本の伝統工芸はフィンランドの衣装と同じように、文化の豊かさを表す一つの形ですね。

自然との関わり

森と湖の国フィンランド

フィンランドは「森と湖の国」と呼ばれるほど自然が豊か!

国土の約70%が森林で、湖もたくさんあります。

フィンランドの人たちは自然とともに生き、アウトドア活動を楽しみながらリラックスしています。

特にサウナ文化は、自然と一体になるためのリラクゼーション方法として広く親しまれています。

自然を大切にし、持続可能な方法での資源管理を心がけている点もフィンランドらしいですよね♪

日本の自然素材を活かす文化

日本もまた自然素材を生かした生活が息づいています。

竹や木を使った建築物や伝統工芸品、和紙など、自然素材の良さを最大限に活かしてきた歴史があります。

自然と調和する心は、日本でも大切にされてきた価値観なんです。


サウナ文化

フィンランド式サウナの楽しみ方

フィンランドといえばサウナ!

なんと、550万人の人口に対して約200万~300万ものサウナがあるとか。

サウナで心も体もリフレッシュし、その後に冷たい湖やシャワーでさっぱりするのがフィンランド流です。

サウナはフィンランド人のリラクゼーションの場として欠かせないものなんですね。

日本のサウナ文化

日本のサウナも独自の進化を遂げており、温泉と同じくリラックスの場として人気。

日本では「ロウリュ」や「ととのう」など、サウナの利用法にも工夫があって、サウナ愛好家が多いんですよ!フ

ィンランドのサウナと同じく、リラックスと異文化交流を楽しむ場として広く愛されています。

幸福度の感じ方も違う

フィンランドの「幸福度ランキング1位」の理由

フィンランドは「幸福度ランキング」で4年連続1位!

フィンランドのSISU(シス)精神は、困難に負けず前向きに取り組む力を指し、日々の小さな幸せを大切にするフィンランド人の生き方を象徴しています。

自由に生きるライフスタイルも幸福度を支える大きな要素ですね♪

文化の違いが生む幸福度の差

日本の仕事文化や長時間労働の風潮は、幸福度にも影響しているかもしれません。

一方で、フィンランドは仕事と生活のバランスを重視し、自然との関わりを大切にしています。

こうした文化の違いが、両国の幸福度に現れているのかもしれませんね。

まとめ

フィンランドと日本の文化には、意外とたくさんの違いがあり、それぞれが独自の魅力を持っています。

フィンランドのシンプルで柔軟なライフスタイルや自然を尊重する心、日本の伝統と多様性あふれる文化。

このような文化の違いから、新しい価値観を学び、自分の生活に取り入れるヒントが得られるかもしれません。

両国の特徴的な文化や考え方を知り、日常の中での「幸せの見つけ方」を考えるきっかけにしてみてくださいね!

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